Gitを使ってみる#1｜Love-ITブログ

FTPおじさんのほりぽたは知りませんでしたが、最近のシステム開発では本番環境にデータを転送することをデプロイといい、Gitという技術を使ってデータ転送するそうです。

さらにGitはバージョン管理機能があるので、昔みたいに、ファイルを変更するたびにファイル名の先頭に日付を追加しなくてもいいらしい！

とうことで、FTPではなくGitを使って本番環境へのデータ転送を目標に頑張ります！！

勉強を兼ねて作成しているので、間違っているところがあればご指摘ください。

Contents

全体像

やりたいことは次のとおりです

ローカル環境(Windows)で作ったNode.jsのデータを、本番環境(Windows)に転送したい(ついでにバージョン管理も！）

そのために、やるべきことをまとめました

本番環境がWindowsなのは、単純にLinuxを触るほどの技術がないからです><
いずれLinuxでWebサーバーを構築してみたいです

Gitを勉強する過程で、用語や仕組みについて覚えたことをまとめました。
なお、今回はデータ転送が目的なので最低限の機能だけ調べました(そうしないと理解が追い付かない・・)。

プロジェクトフォルダなど実際に操作をするデータが入っているフォルダのことです

ワーキングツリーのファイルを更新した後に、インデックスと呼ばれる場所に登録をします。インデックスに登録することで、次に説明するリポジトリへ反映できます。

インデックスのことをステージングと呼ぶこともあり、どちらも同じ意味です

Gitでデータを保管する場所(データベース)のことをリポジトリといい、リポジトリのデータを別のリポジトリとやりとりすることでデータ転送を行います。
リポジトリには、ローカルリポジトリとリモートリポジトリの2種類があります。

PCやサーバが自身のデータを管理するために必要なリポジトリです。

例えば、開発環境では、プロジェクトフォルダのデータをローカルリポジトリに登録します。
また、本番環境では、デプロイ先をローカルリポジトリとして登録します。

ローカルリポジトリからのデータを集約、管理するリポジトリです。今回は本番環境のサーバを使用します。

本番環境はリモートリポジトリと、本番環境用のローカルリポジトリの2つが存在します

リポジトリに関わるデータ転送には、それぞれ用語が決まっているので覚える必要があります。

ローカルリポジトリに登録することをコミットといいます。

例えば、開発者はコード更新後にローカルリポジトリへコミットすることで次のステップに進めます。なお、ワーキングツリーを更新しても、コミットしていなければローカルリポジトリに反映されません。

ローカルリポジトリの内容をリモートリポジトリに登録することをプッシュといいます。
プッシュを行うためには、あらかじめ、ローカルリポジトリへのコミットが必要です。

リモートリポジトリの内容をローカルリポジトリに登録することをプルまたはクローンといいます。
変更点だけ転送ときはプル、すべてのデータを転送するときはクローンを使います。

リモートリポジトリとローカルリポジトリを比較して、変更があるデータだけ転送します

リモートリポジトリにあるすべてのデータを転送します

データの流れをまとめました。用語もややこしいですが、ステージングの考え方が難しそうです。

FTPのかわりにGitを使ってデータを転送するべく色々と調べたり準備をしました。
文章にすると理解していないことばかりで、仕組みを調べるだけでひとつの記事になりました。

次回はローカル環境にGitをインストールし、ローカルリポジトリを作ってみたいと思います。