昔からカメラに興味があったものの、なんだかんだで使うことがなく古くなっていくということを繰り返しているほりぽたです。
少し前までは、ニコンのD3100という一眼レフカメラを使っており、ネットショップ用の商品撮影などをしていたのですが、思うところがあって今回カメラの買い替えを検討しました。
ちなみに、カメラは素人なので現在色々と勉強中です。
そもそもD3100から買い換えたい理由
D3100も買った当時はいろいろと使っていたのですが、2021年8月現在では物足りなくなってきました。
- 動画撮影ができない
- 充電がUSBケーブルでできない（バッテリを取り外す）
- 純粋に大きくて重い（出かけるときに邪魔になる）
- WiFiやBluetoothでデータ転送ができない
- 街中で取るのに少し抵抗がある（仰々しい）
要約すると機能面が陳腐化してきたことと、大きくて使いにくいということです。
そして、Youtubeでプロのカメラマンの方が解説動画を沢山公開しており勉強になるのが、カメラを買い替える一番の理由になりました。
ちなみにD3100は今後も物撮りに使うので手放すわけでも、使わなくなるわけでもないですよ^^
買い替えるにあたって気をつけた（調べた）こと
正直カメラの性能や使い方がよくわからないくらいの素人なので、初心者らしく購入前にカメラについて勉強をしました。その結果、欲しいカメラのイメージもなんとなくですが付きました。
- 持ち運びやすい
- 街撮りやカフェで撮影するときに周りに引かれない
- USB充電ができる
- レンズ交換ができる
- RAW現像ができる
- WiFiかBluetoothに対応している
- Lightroomでテザー撮影ができる
正直カメラのスペックは1,000万画素超えてたらいいのでは？くらいの知識でしたので機能重視で考えました。
持ち運びやすい
D3100を街中で使うには扱いにくかったので、今回はコンデジ並みに小さいカメラを探しました。そのときに、巷で話題になっているミラーレス一眼というものを知りました。
- ミラーレス一眼は一眼レフよりも小さくて軽いので持ち歩くのが楽
- 一眼レフはミラーレスカメラよりもレンズのバリエーションなどが豊富
- 画質はどちらもそれほど変わらない
普段から持ち歩きたいので、ミラーレス一眼に絞って検討をすることにしました。
街撮りやカフェで撮影するときに周りに引かれない
これは自意識過剰かもしれませんが、私はアラフォーのおっさんなのでカフェや街中で大きなカメラを使って撮影をしていると撮影よりも周りの視線が気になるタイプでした。
最近でこそスマホでの撮影やInstagramのおかげで写真を撮ることが自然になりましたが、フルサイズの一眼レフを街中で使うには少し勇気が必要で、なんだかんだで持ち歩くことはあまりなかったです。
当然、持ち歩かないので使い方もよくわからないので、旅行時にオートモードで撮影するくらいしか使いませんでした。
やっぱり道具は使ってなんぼだと思いますので、どこでも使えるカメラ=小さくておしゃれなカメラということで検討をすることにしました。
USB充電ができる
最近ではマスト機能になっていますが、昔はコンセントに充電器をさしてバッテリーを取り外し充電をしていました。
さすがに今の時代は、モバイルバッテリーや車でも手軽に充電できないと使いにくいのでUSB充電ができる機種を探すことにしました。
ちなみに、様々なUSBケーブルを持ち歩くのは大変なので普段私が使っているおすすめのケーブルを紹介します。
レンズ交換ができる
せっかくミラーレス一眼レフを買うなら複数レンズにあこがれを持ちました。
お恥ずかしい話ですが、D3100はレンズキットモデルを購入したのですが、他にレンズを買うことはありませんでした。理由は、高いのとよくわからなかったことです。
ですが、レンズキットとは別に50mmの単焦点レンズがあればテーブル撮影などに便利ということをYoutubeの動画で勉強し、今回は購入時に単焦点レンズを買おうと決めました。
ちなみに、単焦点が～とか50mmレンズが～とか書けるようになっただけでも成長したなーと思います。
RAW現像ができる
これもYoutubeで知ったのですが、一眼レフはJPEG形式だけではなくRAW（ロー）形式というもので保存ができるそうです。
RAW形式は専用ソフトがあれば、PC取込後に色や明るさなど元データを操作できるそうです。なお、JPEG画像はRAWデータからコンバート（カメラ業界では現像というらしい）しており画像編集には向かないそうです。
RAWデータの表示や現像には専用ソフトがあるそうで、カメラメーカーごとに作られていたり、AdobeのLightroomというアプリでできるそうです。
幸い私は仕事でPhotoshopなどAdobe系ソフトを使うことが多いので、これを機にLightroomやPhotoshopでレタッチを勉強したいと思います。
- 一眼レフのデータ保存形式はJPEG形式、RAW形式がある
- RAW形式は詳細な画像編集が可能で最終的にJPEGに書き出す
- RAW形式のファイルの操作は、カメラメーカーやAdobeなどの専用アプリが必要
- AdobeのLightroomはRAW形式が扱える
WiFiかBluetoothに対応している
最も買い換えたい理由は、D3100がWiFiやBluetoothに対応しておらずiPhoneに転送するのが面倒だからです。
撮った写真をその場で確認したり、Instagramにアップロードをするときにどうしてもワイヤレス転送機能が欲しいところです。そして、写真の画質はユーザーが多く液晶の質がいいiPhoneやiPadで確認したいのでマスト機能にしました。
Lightroomでテザー撮影ができる
これまたYoutubeで動画をみて勉強したのですが、最近のカメラはテザー撮影といいカメラをPCに接続し専用のアプリを利用すると、PC側からシャッターが切れたり撮影した画像を自動的にアプリに表示したりできるそうです。
このテザー撮影機能もカメラメーカーごとに出していたり、AdobeのLightroomが対応していたりするそうです。ただ、対応メーカーや対応機種に制限があるらしくすべてのカメラが使えるというわけではないみたいです。
今回は、スマホ転送をマスト機能として考えていますので、テザー撮影はあればいいかなくらいで検討しました。
カメラ購入時に店員さんに確認したところ、Lightroomの対応メーカーはNikonとCanonくらいで、さらに機種を選ぶそうです。
詳しくはAdobeのLightroomClassic対応機種ページ
https://helpx.adobe.com/jp/lightroom-classic/kb/tethered-camera-support.html
購入候補の機種
数日間悩みに悩みいくつかの機種を購入候補として検討しました。ちなみに予算は10万円から20万円までです。
- Nikon Z fc 16-50 VR SLレンズキット
- LUMIX DC-GF10WA ダブルズームキット
- OLYMPUS PEN E-PL10
- OLYMPUS PEN E-P7
Nikon Z fc 16-50 VR SLレンズキット
一番初めに気になったのが Nikon Z fc 16-50 VR SLレンズキットです。
見た目もレトロな雰囲気でおしゃれだし、発売日も執筆時とほぼ同時ですし、Youtubeレビューも良かったので正直初めはこの機種を買おうと思っていましたが・・・
- 在庫がなく、最短で9月末になる（執筆時8月上旬）
- 店頭で持ったら、意外と大きくて重たかった
- レンズやアクセサリを入れると予算オーバー
購入を見送った一番の理由は、在庫がなく入荷待ちになるということでした。それだけ人気機種ということなんでしょうけどさすがに待ってられないので見送りました。
また、実際に店頭に行って触ってみたのですが思ったより大きくて重たかったです。ボディバックに入れて街撮りは難しいかなとも感じました。かっこいいんですけどね・・
LUMIX DC-GF10WA ダブルズームキット
Z fcを見てからレトロな雰囲気のカメラがいいなと思い探して見つかったのがLUMIX DC-GF10WA ダブルズームキットです。
なんと、レンズが２本（ズームレンズと単焦点レンズ）がついて7万5千円くらいとかなりお得な感じでしたが次の理由で見送りました。
- 古すぎて在庫がない（店頭にも展示がなかった）
- PENと比べると安っぽかった
実用面を考えると、この機種でもよかったかも？と未だに思うくらいコストパフォーマンスの良い機種です。最大の魅力は録画時間に制限がないので、動画撮影にはいいかもしれません。
見送った理由は、店頭に置いていなかったので実機が触れなかったのと、通販で買おうにも入荷待ち1~2か月だったのが残念です。私は自分が詳しい分野のものはネットで買いますが、あまり知識のないものは店頭で店員さんに相談しながら買う派です（元々メーカー販売員でしたし）
あとは、単純にオリンパスPENのデザインが良すぎたことですね。こればっかりは好みなので・・
OLYMPUS PEN E-PL10 ダブルズームキット
次に目を付けたのが、オリンパスPEN E-PL10です。最後の最後までこの機種にするか同社のE-P7にするか悩みました。レンズキットと単焦点レンズで12万円くらいで、E-P7が14万円くらいだったので2万円の差ということで最終的にE-P7を買いました。また、細かい点で気になるところもありました。
- E-P7とそれほど価格差がなかった
- ダブルズームキットを買っても単焦点レンズを買う必要があった
- E-P7のほうが操作がしやすかった
見送った一番の理由は、ダブルズームキットを買っても単焦点レンズを買う必要があったことです。そうなるとレンズを3本も使いこなせるかな？ということもあり、レンズ代の分を性能の良いE-P7に割り振った感じです。
OLYMPUS PEN E-P7 EZレンズキット
最終的に、オリンパスPEN E-P7を購入しました。付属のレンズ（M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ）の他に単焦点レンズ（M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8）とケースやレンズカバーなどアクセサリも買いました。
- デザインが良く小さくて軽い
- 操作性がよかった（ON/OFFレバーや2つのダイヤル）
- カラープロファイルプリセットが便利そう
- アクセサリが充実している
一番の決め手はデザインが最高によく、どこに行くにも持っていけるし撮影をするときに周りが気にならないと思ったからです。純正アクセサリが豊富でデザインにもこだわっているところもいいですね。
OLYMPUS PEN E-P7を購入して
ここで当初の欲しいイメージとあっていたかふりかえりたいと思います
- 持ち運びやすい
- 街撮りやカフェで撮影するときに周り引かれない
- USB充電ができる
- レンズ交換ができる
- RAW現像ができる
- WiFiかBluetoothに対応している
- Lightroomでテザー撮影ができる
持ち運びやすい → 大満足
購入後ボディバックに入れて持ち歩いていますが、とても満足しています。肩から掛けて歩くと軽すぎてちょっと不安になるくらいです。
街撮りやカフェで撮影するときに周りに引かれない → 大満足
カフェなどで食事をするときも机に上でおいておけますし、撮影をするときもスマホ感覚で撮影ができます。また、歩きながらいろいろな景色を撮影するときも、周りの目は特に気になりませんでした。
これって、撮影をするにはすごく大事だと思います。この点は本当に買ってよかった！
USB充電ができる → できるが少し不満
USB充電はもちろんできるのですが、端子がmicro USB Type-Bです。今の時代にType-Cじゃないことはやや不満ですね。
また、今回は購入キャンペーンで予備のバッテリーをいただけるのですが、充電方法をどうしようか悩み中です。もちろん充電器も別売であるのですがAC電源なんですよね。USBがよかった・・
レンズ交換ができる → 大満足
レンズ交換も簡単にできますし、アクセサリでレンズを入れる巾着も売っており大満足です。レンズ自体も小さいので持ち歩きやすそうです。
RAW現像ができる → 初期設定が初心者には難しかった
もちろん可能ですが、設定画面が専門用語すぎて理解するのに時間がかかりました。
ですが、JPEGとRAWどちらの形式でも保存することができましたし、画質などの設定方法もわかりましたので、慣れの問題かなと思いました。そもそもRAWを使う人は詳しい人なのかな？
WiFiかBluetoothに対応している → 大満足
この機能は非常に満足しています。iPhoneに専用アプリを入れることによりカメラと通信ができ、アプリ側からカメラにアクセスして必要なデータを取り込めます。取り込んだデータは、普通の写真として扱えるので便利ですが、容量が大きいので気を付けましょう。
iPhoneにRAWデータを取り込むことも可能ですが、通常は見ることができないので注意をしましょう。取り込むときに画像にRAWマークが入っているので、しっかり見れば大丈夫です。
Lightroomでテザー撮影ができる → 未対応でした
Lightroomでテザー撮影をしてみたかったのですが残念ながら未対応でした。
こればっかりは、NikonやCanonではないので仕方ないですね。iPhoneアプリからリモート撮影などもできるみたいなので、今後そのあたりで代替できるか検証してみようと思います。
まとめ
今回は、ミラーレス一眼を購入するまでの道のりを紹介しました。
最終的に購入したのは、オリンパスPEN E-P7です。デザインも使いやすさも大変満足しています。価格もすべてを入れて15万円ほどでしたので、なんとか予算内です（それにしても高いとは思いますが）
今はYoutubeやInstagramなどもあるので、どんどん使って本ブログでも撮った写真を紹介したいと思います。
次回は、E-P7を使ってみたレビューを書こうと思いますのでお楽しみに！
