社内SEとインストラクターで培ったエクセルのノウハウを余すことろなく伝えていく講座です。
毎回テーマを決めて、実践的な視点から仕事に役立つ情報をお届けします。
初心者の方はもちろん、一通りエクセルが使える方もステップアップできますので、ぜひご覧ください。
今回の講義内容
- エクエルの画面構成の紹介
- タイトルバーの使い方
動画
【Excel】超実践!仕事で役立つエクセル術【ブックの保存方法】
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エクセルの画面構成
エクセルの画面はデータ入力欄のほか、ボタンやメニュー、いろいろな情報を表示する場所があります。
ボタンやメニューなど各機能の使い方は今後行うとして、今回はエクセルの画面構成を解説します。
- タイトルバー ★今回解説
- リボン
- 名前ボックスと数式バー
- ワークシート
- ステータスバー
タイトルバー
タイトルバーは、現在開いているブックの名前やMicrosoft365のログインユーザ名などが表示されています。
また、よく使う機能をボタンひとつで実行できるクイックアクセスツールバーもあります。
- クイックアクセスツールバーは便利
- タイトルバーをダブルクリックで最大化と縮小
- タイトルバーの左端をダブルクリックでブックを閉じる
クイックアクセスツールバーは便利
クイックアクセスツールバーはタイトルバーの左上に表示されており、登録している機能をクリックひとつで実行できます。
左手だけで押せるキーボードショートカットは登録不要
よく使うキーボードショットカットのうち、左手だけで押せるキーボードショートカット(例えば「上書き保存」や「元に戻す」など)はクイックアクセスツールバーに登録は不要です。
なぜなら、これらのキーボードショートカットは左手だけで押せるからです。
マウスを操作しながら押せるキーボードショートカットは、クイックアクセスツールバーに登録しても使わなくなります。
キーボードショートカットが左右に分かれているときは登録すると便利
キーボードショートカットで押すキーが左右の手に分かれているときは、クイックアクセスツールバーに登録すると便利です。
キーボードショートカットが覚えにくいときも登録すると便利
使用頻度が高いけど覚えにくいキーボードショートカットはクイックアクセスツールバーに登録すると便利です。
クイックアクセスツールバーに登録する方法
クイックアクセスツールバーにクイック印刷と名前を付けて保存を追加してみましょう。
クイック印刷の登録手順
- クイックアクセスツールバーの横にある下向き三角をクリックします。
- メニューの中から「クイック印刷」をクリックします。
- クイックアクセスツールバーにボタンが追加されます。
名前を付けて保存の登録手順
- クイックアクセスツールバーの横にある下向き三角をクリックします。
- メニューの下にある「その他のコマンド」をクリックします。
- コマンドの選択で「基本的なコマンド」を選びます。
- 機能リストの「名前を付けて保存」を右側に追加します。
- クイックアクセスツールバーにボタンが追加されます。
名前を付けて保存をクイックアクセスツールバーに登録したいのですが、先ほどの方法ではメニューになく選択できません。
追加したい機能がメニューにないときは、メニューの下にある「その他のコマンド」をクリックしてカスタマイズ画面から登録をします。
タイトルバーをダブルクリックで最大化と縮小
タイトルバーをダブルクリックすると、ウィンドウの最大化と縮小を切り替えられます。
一般的にウィンドウサイズの変更は、右上のボタンで最大化と縮小を切り替えていますが、この方法ではマウスの距離が遠いことと、左右のボタン(×ボタンや最小化など)を押し間違えるリスクがありおすすめしません。
一方、タイトルバーをダブルクリックする方法では、タイトルバー上ならダブルクリックで最大化と縮小を切り替ができるほか、タイトルバーをドラッグするとウィンドウが移動します。
タイトルバーの左端をダブルクリックでブックを閉じる
一般的にブックを閉じるときはウィンドウ右上の×ボタンをクリックしますが、タイトルバーの左端をダブルクリックをしてもブックを閉じられます。
まとめ
今回はエクセルの画面構成のうちタイトルバーを解説しました。
タイトルバーは情報表示の他に、クイックアクセスツールバーに機能を登録したり、最大化、縮小、移動、ブックを閉じるなどの操作ができます。
また、最大化、縮小、移動、閉じるはエクセル以外のアプリでも利用可能です。
同時に扱うブック数が増えるとウィンドウ管理が必要になるのでタイトルバーを使った管理方法をしっかりと覚えましょう!
マウスでクイックアクセスバーに移動するよりキーボード押すほうが楽だからです。