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Excel講座

超実践!ほりぽた流エクセル術(画面構成:タイトルバー)

社内SEとインストラクターで培ったエクセルのノウハウを余すことろなく伝えていく講座です。
毎回テーマを決めて、実践的な視点から仕事に役立つ情報をお届けします。

初心者の方はもちろん、一通りエクセルが使える方もステップアップできますので、ぜひご覧ください。

今回の講義内容

  • エクエルの画面構成の紹介
  • タイトルバーの使い方

動画

【Excel】超実践!仕事で役立つエクセル術【ブックの保存方法】
◆チャンネル登録はこちら! https://www.youtube.com/channel/UCGw0C36Ei8RwpP_65031MPw

エクセルの画面構成

エクセルの画面はデータ入力欄のほか、ボタンやメニュー、いろいろな情報を表示する場所があります。

ボタンやメニューなど各機能の使い方は今後行うとして、今回はエクセルの画面構成を解説します。

エクセルの画面構成(抜粋)
  1. タイトルバー ★今回解説
  2. リボン
  3. 名前ボックスと数式バー
  4. ワークシート
  5. ステータスバー

タイトルバー

タイトルバーは、現在開いているブックの名前やMicrosoft365のログインユーザ名などが表示されています。

また、よく使う機能をボタンひとつで実行できるクイックアクセスツールバーもあります。

タイトルバーのポイント
  1. クイックアクセスツールバーは便利
  2. タイトルバーをダブルクリックで最大化と縮小
  3. タイトルバーの左端をダブルクリックでブックを閉じる

クイックアクセスツールバーは便利

クイックアクセスツールバーはタイトルバーの左上に表示されており、登録している機能をクリックひとつで実行できます。

左手だけで押せるキーボードショートカットは登録不要

よく使うキーボードショットカットのうち、左手だけで押せるキーボードショートカット(例えば「上書き保存」や「元に戻す」など)はクイックアクセスツールバーに登録は不要です。

なぜなら、これらのキーボードショートカットは左手だけで押せるからです。

マウスを操作しながら押せるキーボードショートカットは、クイックアクセスツールバーに登録しても使わなくなります。

マウスでクイックアクセスバーに移動するよりキーボード押すほうが楽だからです。

左手だけで押せるキーボードショートカット(代表的なものを抜粋)
Ctrl + C コピー
Ctrl + X 切り取り
Ctrl + V 貼り付け
Ctrl + Z 元に戻す

キーボードショートカットが左右に分かれているときは登録すると便利

キーボードショートカットで押すキーが左右の手に分かれているときは、クイックアクセスツールバーに登録すると便利です。

例えば、Ctrl + P(印刷)などです

キーボードショートカットが覚えにくいときも登録すると便利

使用頻度が高いけど覚えにくいキーボードショートカットはクイックアクセスツールバーに登録すると便利です。

例えば、F12(名前を付けて保存)やAlt + 5(クイック印刷)などです

クイックアクセスツールバーに登録する方法

クイックアクセスツールバーにクイック印刷名前を付けて保存を追加してみましょう。

クイック印刷の登録手順
クイック印刷の登録手順
  1. クイックアクセスツールバーの横にある下向き三角をクリックします。
  2. メニューの中から「クイック印刷」をクリックします。
  3. クイックアクセスツールバーにボタンが追加されます。
名前を付けて保存の登録手順
名前を付けて保存の登録手順
  1. クイックアクセスツールバーの横にある下向き三角をクリックします。
  2. メニューの下にある「その他のコマンド」をクリックします。
  3. コマンドの選択で「基本的なコマンド」を選びます。
  4. 機能リストの「名前を付けて保存」を右側に追加します。
  5. クイックアクセスツールバーにボタンが追加されます。

名前を付けて保存をクイックアクセスツールバーに登録したいのですが、先ほどの方法ではメニューになく選択できません。

追加したい機能がメニューにないときは、メニューの下にある「その他のコマンド」をクリックしてカスタマイズ画面から登録をします。

カスタマイズ画面ではクイックアクセスツールバーに機能の登録や削除ができます。
登録をしたいときは、左側で機能を選択して追加ボタンを押します。
削除をしたいときは、右側で機能を選択して削除ボタンを押します。

クイックアクセスツールバーを使いこなすと作業スピードがとても上がります。
キーボードショートカットと使い分けながらしっかりと使っていきましょう!

タイトルバーをダブルクリックで最大化と縮小

タイトルバーをダブルクリックすると、ウィンドウの最大化と縮小を切り替えられます。

一般的にウィンドウサイズの変更は、右上のボタンで最大化と縮小を切り替えていますが、この方法ではマウスの距離が遠いことと、左右のボタン(×ボタンや最小化など)を押し間違えるリスクがありおすすめしません。

一方、タイトルバーをダブルクリックする方法では、タイトルバー上ならダブルクリックで最大化と縮小を切り替ができるほか、タイトルバーをドラッグするとウィンドウが移動します。

最大化の状態でタイトルバーをドラッグすると、縮小と移動が同時にできます。

エクセル起動時のウィンドウサイズは前回終了時の大きさと同じです。

タイトルバーの左端をダブルクリックでブックを閉じる

一般的にブックを閉じるときはウィンドウ右上の×ボタンをクリックしますが、タイトルバーの左端をダブルクリックをしてもブックを閉じられます。

キーボードショートカットでもブックを閉じられます。
Ctrl + W(ブックを閉じる)

まとめ

今回はエクセルの画面構成のうちタイトルバーを解説しました。

タイトルバーは情報表示の他に、クイックアクセスツールバーに機能を登録したり、最大化、縮小、移動、ブックを閉じるなどの操作ができます。

また、最大化、縮小、移動、閉じるはエクセル以外のアプリでも利用可能です。

特にファイル操作を行うエクスプローラーと非常に相性がいいです

同時に扱うブック数が増えるとウィンドウ管理が必要になるのでタイトルバーを使った管理方法をしっかりと覚えましょう!