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Excel講座

超実践!ほりぽた流エクセル術(エクセルの起動と終了)

社内SEとインストラクターで培ったエクセルのノウハウを余すことろなく伝えていく講座です。
毎回テーマを決めて、実績的な視点から仕事に役立つ情報をお届けします。

初心者の方はもちろん、一通りエクセルが使える方もステップアップできますので、ぜひご覧ください。

今回の講義内容

  • エクセルの起動方法
  • ブックの開き方
  • ブックの閉じ方とエクセルの終了方法

動画

エクセルの起動方法

エクセルの起動方法なんて勉強する意味があるの?とつっこまれそうですが、エクセルの起動は一日に何回も行うので結構な時間を使っていることになります。

どうせ起動するならスピーディーにできたほうがストレスも減るし早く帰れるってものです。

一般的なエクセルの起動方法

  1. マウスを持つ
  2. スタートボタンをクリックする
  3. アプリのリストからExcelを探す
  4. アイコンをクリックする

恐らくほとんどの方は、こんな感じでエクセルを起動していると思います。
実はこの中に大きくストレスを貯めるポイントが2つあります。

マウスを持つことはストレス

PCに慣れてくればくるほどキーボード操作中にマウスを持つことはストレスになります。

特に数値計算やプログラミングをしているときにマウスを持つために目を切ってしまうと、考えていることを忘れたり、集中力が切れたりします。

PCやエクセルを上達するコツは、なるべくマウスを使わないように心がけましょう!

アプリのリストからExcelを探す

スタートボタンを押したときに表示されるアプリのリストは見づらいし、そこからアプリ名を目で追っていくのは疲れます。

また、アプリ名もアプリ名だけのときもあれば、社名+アプリ名だったり、フォルダに入っていたりするので探すだけでイライラすることもあります。

例えば、エクセルを探すときにアプリ名が「Microsoft Excel」か「Excel」かで、Mを探すのかEを探すのか悩みますし、あてが違ったときにストレスフルになります。

このように、人の目で追う作業というのは時間がかかるうえに疲れますので、なるべく探さなくてもいいようにするか、母数を少なくするようにしましょう。

人の目で追う作業を「目視」といいます。目視は誰かがミスをする前提で考えましょう。エンジニアは「いかに目視を減らして自動化するか」を日々考えています。

重要事項を目視で処理するときは、自分以外の人にダブルチェック、トリプルチェックをお願いするようにしましょう。

効率的なエクセルの起動方法

スタートボタンを使わずにエクセルを起動する方法は2つあります。

タスクバーにアイコンを追加する

よく使うアプリはタスクバーに追加しておくと、ワンクリックで起動ができるので便利です。
ブラウザなどエクセル以外のアプリも登録できるのでやり方をしっかりと覚えましょう!

操作方法
  1. スタートボタンをクリックする
  2. アプリ名の上で右クリックをする
  3. メニューの「その他」をクリックする
  4. サブメニューの「タスクバーにピン留めをする」をクリックする

アプリをタスクバーに追加するには、一度だけスタートボタンからアプリを探す必要があります。
タスクバーに登録後はアイコンをクリックするとアプリが起動します。

ファイル名を指定して実行から起動する

Windows10にはキーボードからアプリを起動する方法が用意されています。
PCの操作に慣れてきて、マウスを持たずにアプリを起動をしたい人は、こちらの方法をご利用ください。

操作手順
  1. キーボードの[Windowsキー]を押しながら、Rキーを押す
  2. 「ファイル名を指定して実行」のテキストボックスに”excel”と入力する
  3. Enterキーを押す

ファイル名を指定して実行のキーボードショートカット
[Windowsキー] + [R]
Run(実行)のRと覚えましょう!

Windowsキーは、Windowsのロゴマーク(窓の絵)が入ったキーのことをいいます

「ファイル名を指定して実行」を使うと次のアプリも起動できます(一部)

  • メモ帳 notepad
  • ペイント mspaint
  • 計算機 calc
  • コントロールパネル control
  • コマンドプロンプト cmd

など、よく使うアプリは起動方法を覚えておくと便利です!

新規ブックの作成方法

エクセルを起動したときや、作業中のブックとは別に新しいブックを作成するときは「空白のブック」を新規作成します。

エクセルではファイルのことをブックといい、エクセルブックとエクセルファイルは同じ意味になります。

一般的な新規ブックの作成手順

アプリを起動したときは「空白のブック」をクリックしましょう。ここでは、作業中のブックとは別に新規ブックを作成する方法をご紹介します。

操作手順
  1. リボンの[ファイル]をクリックする
  2. 左のメニューから[ホーム]か[新規]をクリックする
  3. [空白のブック]をクリックする

この方法では操作手順が多いうえに、メニュー画面、新規ブックの画面、既存ブックの画面とたくさんの画面を切り替えるのでイライラしやすいです。

効率的な新規ブックの開き方

作業中のブックからマウスを持ち替えずに新しいブックを作成するには、キーボードの[Ctrl]キーを押しながら[N]キーを押します。

ファイルを開くのキーボードショートカット
[Ctrl] + [N]
NewのNと覚えましょう!

すると、新しいブックが表示されます。

一時保存や提出用に新規ブックを作成するときに知っておくと便利です。

既存ファイルの開き方

一度保存されいてるブックは通常ダブルクリックで開きますが、状況によってはエクセルの開く機能を利用したほうがよい場合があります。

一般的な既存ファイルの開き方

操作手順
  1. ブックのあるフォルダを開く
  2. ブックをダブルクリックする

ブックを開く方法はこれで問題ないと思います(私もこの方法でブックを開くことが多いです)

効率的な既存ファイルの開き方

ブックをダブルクリックで開く方法は便利ですが、次のようなときは使えません。

相談者

どこに保存したか忘れた!

相談者

添付ファイルを編集して、次に開くときに場所がわからなくなった!

など、主に保存する場所がわからなくことがあります。

相談者

ブックの保存先が深い場所にあり、毎回フォルダを開くのが面倒!

ブックを開くたびに深い階層までフォルダを開いたり、ブックを探したりするのは非効率です。
そういったときは、エクセルの開く機能を使うと便利です。

操作手順
  1. リボンの[ファイル]をクリックする
  2. 左メニューの[開く]をクリックする
  3. 右画面の[最近使ったアイテム]をクリックする
  4. 目的のブックを探しクリックする

ブックの保存履歴は最大50件です。
オプションから変更することも可能ですが、50件までしか設定できません。

ブックを移動したり削除をすると、この方法は使えなくなります。

特に、メールの添付ファイルやコミュニケーションアプリでブックをやり取りするときは、保存場所がわからなくなりがちなので、この方法をしっかりと覚えましょう!

ブックの閉じ方、エクセルの終了方法

目的のブックを開くために他のブックを開いて内容を確認することはエクセルあるあるですが、ダブルクリックで開いて×ボタンで閉じるのでは非常に非効率です。

ブックはキーボードショートカットを使って閉じましょう。

一般的なブックの閉じ方

操作手順
  1. ×ボタンをクリック

最近のディスプレイは大きく、画面解像度も高いのでマウスを×ボタンに移動するのも大変です。それが、ブックの内容を確認するために何度も行ったり来たりすると・・

効率的なブックの閉じ方

ブックを閉じるキーボードショートカットは、[Ctrl]キーを押しながら[W]キーを押します。

ブックを閉じるのキーボードショートカット
[Ctrl] + [W]
WindowのWと覚えましょう!

この方法を使うと、右手でマウス、左手でキーボードショートカット操作ができるので、ブックを間違えたときにすぐ閉じることができます。

左手だけで押さえられるキーボードショートカットは、なるべき左手だけで押しましょう。
それぞれの手でマウスとキーボードが使えるので便利です。

エクセルの終了方法

エクセルを終了するには、現在開いているすべてのブックを×ボタンで閉じるか、キーボードショートカットの[ALT]キーを押しながら[F4]キーを押しましょう。

エクセルを終了するキーボードショートカット
[ALT] + [F4]
エクセルだけでなく、すべてのアプリで使えます!

まとめ

今回は、超実践!ほりぽた流エクセル術という連載企画で、エクセル起動やブックの開き方についてご紹介しました。

おそらく、これだけ詳しく解説しているサイトはめずらしいと思います。

今後も、テーマを絞って深堀をしていきたいと思います。

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